正絹生地使用 京友禅色挿し金彩体験
事前ご予約で随時開催

正絹生地へ手描きで彩色する色挿しをしていただきます。図柄は、弊社図案家デザインの着物柄と毬柄の2種類をご用意いたしております。事前予約の際にお好きな柄をお選びください。

色挿し後は、金彩で仕上げ、作品に彩を加えます。「金彩」とは、染め上がった生地に金や銀の箔・金粉などを接着加工する技術で、着物を最終段階でより美しく彩る作業であることから、別名化粧係とも呼ばれます。作品づくりは、スタッフが丁寧にサポートしますので、お子様も10歳以上の方でしたら制作可能です。

友禅体験の前には、会場となる「絹の白生地資料館伊と幸ギャラリー」をご覧いただきます。当館は染め着物の原点となる白生地を多種多様に展示しております。一概に白生地といっても、着用する着物の用途や季節によって様々な種類があり、生産される産地によっても特色が異なります。
伊と幸の白生地の特徴は、その美しい地紋様の数々です。専属図案家が生み出す伝統的な意匠から、最新のモダンなデザインまでをご覧いただけるほか、地紋様を表現する貴重な図案の原画も公開いたします。
一反の白生地が完成するまでには、お繭様が繭をつくり、そこから糸を引き出し、職人による製織するまでの工程があり、実際の繭や生糸を手に取りながらそのストーリーを弊社スタッフによるガイドでご案内をいたします。