きもの・白生地
Kimono Textile
伝統産業の基盤を支え未来につなぐ
京都室町の白生地メーカーとして1931年創業より、伊と幸の匠、技と感性を極めて、至高の白生地に織り上げています。
社名「伊と幸」は、日本画家でもあった創業者「伊藤幸治郎」に因んでいます。幸治郎は画号「幸山」として、日本画の絵心を地紋にして白生地に織り込みました。
絹本来の光沢と風合いを活かした白生地は、染めや仕立てによって唯一無二の着物へと昇華します。
――白生地こそ、「着物の原点」です。
繭・生糸・製織いずれも品質に誇りを持ち、時代の感性に呼応させ、一意専心、絹織物づくりに挑み続けております。
日本の絹を守る
生糸を輸入に頼るだけでなく、着物の生産背景を国内に残したいと考え、国内の養蚕農家と契約しています。
1997年に日本初の繭・生糸から白生地までの統一ブランド「松岡姫」を発表しました。
国内の優良養蚕農家と契約し、純日本の絹を守り続けています。
日本画の絵心を織り込む
白生地に織り込まれた紋様を地紋と呼びます。
これまでに、200種3000柄もの地紋を織り出してきました。
今も社内に図案家がおり、ご要望に応じてオリジナル紋様を白生地に織り込むことができます。
品質に誇りを持つ
丹後ちりめんをはじめ、日本を代表する卓越した製織技術を有する提携工場にて、厳選された絹糸で丹念に織り上げています。
一反ごとに徹底した品質管理を行い、絹の持つ繊細な光沢と気品を最大限に引き出しています。
「伊と幸 謹製」の小判マークは、揺るぎない品質と信頼の象徴です。